今夜あなたをまつり縫い

31歳独身女のただの日記。仕事は縫製工場です。手先の器用さに自信あり

めずらしくお弁当持参したら…

お弁当を持参したりしなかったりが続いている。少ない給料の節約のためには毎回持参した方がいいんだけど。
結局あれこれ面倒な時は持っていかない。
でも懐が寂しい時は持っていく。
もともと料理は嫌いじゃない。気分転換にもなるし。
めずらしく目覚ましのアラームより早く目が覚めたので、今日はお弁当の日。豆腐ハンバーグとポテトサラダ。あとはコンビニでおにぎりを買った。

昼休みに弁当を食べていたら、同僚のオバちゃんたちに囲まれた。
オバちゃん、「久しぶりね、弁当」
私、「簡単にささっと昨日の残りを詰めただけよ」
オバちゃん、「料理できるなら、好きな男にでも食べさせたらいいのに」
私、「今、彼氏いないから」
オバちゃん、「もったいないね、いい嫁さんになれそうなのに」
私、「そうなのかな」
オバちゃん、「よく“胃袋をつかむ”って言うでしょ」
私、「あー」

料理ができるというと、それを男のために使えと言われることがよくある。
最近はずっと自分のために料理してしてるけど、それでいいと思ってた。
それに彼氏がいてもいなくても、料理する頻度はそう変わらないと思う。

結婚したら毎日、料理するのかな。そうだよね、きっと。できるかな。無理そうだな。
そう考えると既婚のオバちゃんってすごいな。毎日、家族みんなの食事作ってるんだから。
自分が食欲なくても作るんだろうし、食べたくないものだって作るんだろうし。

自分の母親も当たり前のように毎日料理してたから、大人になったら普通にみんなができるようになるものだと思ってたな。子どもの頃は。
けど違ってた。
あと、大人になったら普通にみんな結婚したり子ども産んだりするものだとも思ってた。これも違ってたけど。

弁当箱って、家帰ってから洗うのが面倒。仕事をひとつ増やしただけのような気分になる。
冷たいおかずを食べるのもなんか嫌だ。ハンバーグなんて温かい方が美味しいに決まってる。
明日の弁当はナシだな。多分、明後日も。