今夜あなたをまつり縫い

31歳独身女のただの日記。仕事は縫製工場です。手先の器用さに自信あり

簡単美味しいレシピとの出会いは休日が充実する

たまたま、昨夜テレビを見ていたら、全国チェーン店のスーパーの特集をしていた。
調べてみたら、うちの近くにもあるじゃない。
急に行きたくなった。
よし!明日はそのスーパーに行こう。


料理が得意ってのは便利だから気に入ってる。
そして、よく「料理得意なら、男性にモテるでしょ?」と聞かれる。
確かに彼氏に手料理をもてなしたいとは思うし、食べてる姿を見るのも好き。
家庭的だと自分でも思う。
でも、それと料理が好きなのは別問題。
結婚の話はね、三十路過ぎにはデリケートな問題だから注意して欲しいんだけどね。

翌日、ダラダラしていると、料理番組がやっていた。
ちょうど、スーパーに行く前だったので、食い入るようにテレビを見ちゃう。
ふむふむ。これなら私にも作れそうなレシピだ。
そして、手に入りやすい食材だった。
しかも、映える。
お腹の空いていたせいもあって、すごい美味しそうに見えた。
作ってみたい衝動にかられた。
レシピと必要なものを書き出してみる。

時間を見れば、11時になっていた。
支度をして例のスーパーに行ってみよう。
空いているといいなー。
でも、昨日のテレビの影響で混んでるかもしれない。
そんなことを考えながら、スーパーに到着した。

思いのほか、スーパーが空いていた。
書き出した必要なものを手に取る。
中身が少ない調味料も買っておこう。

家に到着して、レッツクッキング。
レシピを眺めながら、野菜を切っていく。
フライパンを使って炒めてみる。
簡単に出来た。
あとは、味が美味しいかどうかが肝心。
さっそく口に入れてみる。
我ながら美味だった。
しかも、時短レシピ最高。
素敵な料理に出逢えたから来週の仕事も頑張ろう。

休日の散歩でストレス発散

私の趣味の一つである散歩、最初は仕事で座りっぱなしで体にもよくないという思いとほんの気晴らしのつもりで始めたけど、今では休日の楽しみにもなっている。

散歩コースはあまり決めてなく、近所をぶらついてみたり、天気が良いときには少し長めに歩いてみて今まで行ったことがないところまで足を延ばすこともある。
散歩のいいところは、普通に歩いていると気が付かないことに気が付くところ。
こないだもちょっと気になった狭い路地裏を見つけたので、少し怖いなぁと感じながらも入ってみた。

「うわー結構狭いなぁ。これちゃんと抜けられるかな」

私一人だけ通り抜けるのもいっぱいいっぱいな感じで、横には誰だかわからない人の家の窓があってカーテンが閉まっていたり、開いていてちょっと室内が見えたりと何だか異空間にもいるような雰囲気。
足元は、日があまり届かないためかじめっとしていてところどころ苔が生えている。当然だけど、薄暗い。

時々、配管などが出ていてそれを避けながらやっとの思いで路地裏を抜けるとやけに太陽が眩しくて思わず目を細めた。
出た先はなんてことない、よくありがちな住宅街。
でも、何だかちょっとした冒険をしたような気分にもなって自分が誇らしくもなった。

「お腹減って来たからコンビニ探して何か買おう」

住宅街なのですぐ近くにはコンビニは見つからず、私は早歩きで大通りの方へと向かった。大通りに出るとたくさんの車がぶんぶんと走っていて急に賑やかな感じになる。
横断歩道を渡った先にコンビニがあったので、私はそこに向かった。
そして、コンビニで買ったのは手軽に食べられるサンドイッチとコーヒー、あとはお菓子。
スマホで時間を確認するともうとっくに昼過ぎで、今日はこのまま家へと帰ることにした。


次は、どこを散歩しようかな。

 

私のヒトカラはこんな感じ

よく、カラオケが好きというと、歌上手いの?と質問されるが、上手くはない。
ただ、好きな音楽を歌うことが好きなだけ。
そこに、歌が上手いとか、声がいいとか、点数が高いとか気にしない。
自分の好きな音楽をただ声に出して唄うのが私のモットー。

あとは、KーPOPのリズムに合わせてダンス。
同じグループのメンバーになったつもりで押しのダンスを真似してみる。
たまに激しいダンスになると覚えるのも踊るのも大変だけど、ダンスを完コピしたら、めちゃくちゃ達成感がある。
ヒトカラは、この2つができるから楽しい。
周りを気にせず、体を動かせるし、声も出せるからストレス解消に最適。

ある日のヒトカラに行くと決めた日。
朝はゆっくり過ごして11時くらいに街に繰り出す。部屋が満室でないことを祈るばかり。
電車に揺られて目的地に到着すると、お目当てのカラオケに着くと運良く予約無しで入室できた。今日のあたしは運がいい。もちろんカラオケの部屋でランチも楽しむ。
今の気分はピザとコーラ。ドリンクバー付きなので、飲み放題だし。メニューを注文して、さっそくカラオケを楽しむ。

一発目は定番のこの曲かな。
店員さんが来ないうちに歌ってしまおう。相手も歌ってる私も気まずいからね。
しかし思ったより店員さんが早く来てしまった。(間奏中で良かった)

ご飯中は推しのミュージックビデオをひたすら流す。
BGMには申し分ない。
イケメンをおかずにランチって素晴らしいじゃない。
食べ終わったらカラオケ続行。

こんな感じで3時間歌いっぱなしはさすがに疲れたね。
でも、明日から仕事も頑張れそう。

カステラって焼いたことないなあ

私は料理が好きで得意。だから職場に手作り弁当も苦じゃない。おばちゃんたちからは「偉いね」って褒められまくりだけど、好きだからそれほどでもないんだけどね。でも節約の意味もあるから褒められるのは悪い気はしない。

毎朝冷蔵庫内にあるものでちゃちゃっと作って詰めるのも簡単にできるし、前の晩の残りを詰める、そんな所帯じみた感覚も嫌いじゃない。
休日は少し手の混んだ料理で自分で自分をおもてなしするのも結構楽しい。先週末は、人生初バターロールに挑戦で大成功収めた。今度はベーコンやチーズ入りの惣菜パンも焼いてみたいし、あんぱんクリームパンも挑戦するつもりでいる。手作りパンに自身が持てる頃には、パン屋さん開業を視野に入れるようになるか、どうかは神のみぞ知るところ。

そう言えば、料理好きでもスイーツ作りってこれまで積極的ではなかったなあ。
クッキーは高校生の時よく作って、お友達にプレゼントしてたし、今の職場に来てからカップケーキを焼いて仲間にプレゼントしたこと2度ある。

毎回大好評で、またよろしくされているから、もちろんその期待に答えるつもり。皆さん待っててね。
彼氏がいた頃は、バレンタインデーには当然のように手作りのチョコレートスイーツで、既製品は一度もなしでした。
同じスイーツでも、カステラってこれまで焼いたこともなければ、自分で作ろうと思ったこともなかった。
でも作ってみたい。

だって市販品て既にスライスされているのばかりじゃない?
私はかぶりつきたいから、スライスしてないカステラすっと食べたいって思ってる。
でも周囲に見当たらないから、自分で焼けばいいんだとつい今、こうしてダラダラ日記しながら思いついたよ。

ネットで検索すれば、カステラの焼き方いくらでもありそうだから探してみよう。
ハチミツたっぷり、ザラメザクザクに仕上げたいし、もちろんかぶり付くんだから、サイズは小さめにする予定。

黒糖、抹茶と味の冒険もしてみたいし、カステラづくり、挑戦しなきゃね。

占いや神頼みは苦手には訳がある

占いや神頼みって言うものに全く興味なし。なもので、この前同僚のY子に「恋愛成就で有名とかいう神社に行く予定があるから、その時にお守り買ってきてあげようか?」なるオファーを受けた時、thank you ,but no thank you,と断った。きっぱりと「いいです」なんていうと角が立つと思ったから、あえて英語を使ったのでした。断った時、なんでって聞かれたので一応こんな風に説明しといた。

”今の私は願掛けとかの類は全く興味なく、占い事も苦手、昔はどちらも好きで、恋愛成就祈願で神社で手を合わせることもあったし、恋愛運は気にもしていて、星占いに沿ったラッキーアイテムを身に着けもした。更には、恋愛相談で占い師に頼ったこともある。2度も。でもどれもこれも効果なしで、占い師に至っては、何故か二人とも結婚は27,8歳だって言ったのに、もう31歳。それが真実なら行き遅れの手遅れっていうことで、占い結果を否定せざるを得ないし、鑑定料も結構長く払っているから、もう二度と占い師に頼るのやめようと決めたし、占いはもう信じたくもない。お守りももう期待できないから、折角だけど・・・・。”

Y子は占いや神頼みに裏切られ続けて来たんだねって、哀れんでくれたけど、せめてその神社へ行ったときは私の恋愛についていい方へ行くように祈っておくと言ってくれた。彼女の祈願に期待はしないけど、その気持ちには感謝、お守りの代わりになにか土産のお菓子を買って来て貰うことになり、そちらは期待してます。

占いといえば、20代前半は自分で買ったタロットカードでよく占っていたなあ。朝とか、夜寝る前とかに、その日一日や翌日を占うのが楽しかった。

その頃使っていたタロット、押し入れのどこかに今も眠っていると思うけど何処だろう。職場で誰か欲しい人がいたら譲ってあげたい。まずはY子。お土産くれるタイミングで欲しいかどうか聞いてみよう。

胸キュンの運命の出会いを乞う

今日の職場でのランチタイム、いつも以上に話が盛り上がった。なぜなら一種の"恋バナ"(恋のお話)だったから。

まずは、仲間の一人の女性が彼氏からプロポーズを受けたのだとか。もちろん承諾したんだと。みんなでおめでとう!良かったねってなって、そこから彼女にどんな相手なんだとか、事情徴収我があって、その話が落ち着く頃には、他の女性たちによる恋バナがスタートしたのでした。私は誰かの恋バナに反応を示すしかできなかったけどね。だって彼氏3年も不在ですから、話すことは何もありませんもの。意中の男性もいないという、恋愛運低迷中の身でありますわ。

皆の恋バナ色々聞かされる中の最高傑作は、御年46歳の現在大学1年生の娘さんを持つSさんの今のご主人との恋愛話。

二人はいわゆる幼馴染で、高校まで学校がずっと同じ。と言え、ずっと他人同様。お互いに同じ学校にいても気にもしないような関係だった。でも再会した成人式でまさかの急展開。互いに強く惹かれてそのままスルスルと恋人から結婚への流れになって行ったんだって。

その惹かれ合うきっかけとなったのが、まずはSさんが、その時持っていた成人式バックを落とし、偶然にもそばにいた今のご主人が拾う。そのカバンの色がベージュ系で、ちょっとした汚れでも目立つタイプ。それを知ってか今のご主人が自身のハンカチをポケットからさっと出して、汚れを拭き取るようにし、ハイと彼女に差し出す。

その時、小中高時代には想像もつかないような紳士振りで、しかもよく見たらイケメン、胸キュンが止まらなくなったSさん。かたわらの現在のご主人は、カバンを拾った相手のSさんの着物姿の美しさで、彼もまた胸キュン。お互いにそこで惹かれ合ってしまったんだと。

成人式後のパーティーでは当然のように二人一緒、周りの知り合い達からは「いつから二人は付き合ってるの」と聞かれて、今始まったばかりとは言えず、困ったそうです。

その成人式から3年後に二人はゴールイン。そんな思いがけない胸キュンの運命の出逢い、本当は私も欲しかったりするわけで。

めずらしくお弁当持参したら…

お弁当を持参したりしなかったりが続いている。少ない給料の節約のためには毎回持参した方がいいんだけど。
結局あれこれ面倒な時は持っていかない。
でも懐が寂しい時は持っていく。
もともと料理は嫌いじゃない。気分転換にもなるし。
めずらしく目覚ましのアラームより早く目が覚めたので、今日はお弁当の日。豆腐ハンバーグとポテトサラダ。あとはコンビニでおにぎりを買った。

昼休みに弁当を食べていたら、同僚のオバちゃんたちに囲まれた。
オバちゃん、「久しぶりね、弁当」
私、「簡単にささっと昨日の残りを詰めただけよ」
オバちゃん、「料理できるなら、好きな男にでも食べさせたらいいのに」
私、「今、彼氏いないから」
オバちゃん、「もったいないね、いい嫁さんになれそうなのに」
私、「そうなのかな」
オバちゃん、「よく“胃袋をつかむ”って言うでしょ」
私、「あー」

料理ができるというと、それを男のために使えと言われることがよくある。
最近はずっと自分のために料理してしてるけど、それでいいと思ってた。
それに彼氏がいてもいなくても、料理する頻度はそう変わらないと思う。

結婚したら毎日、料理するのかな。そうだよね、きっと。できるかな。無理そうだな。
そう考えると既婚のオバちゃんってすごいな。毎日、家族みんなの食事作ってるんだから。
自分が食欲なくても作るんだろうし、食べたくないものだって作るんだろうし。

自分の母親も当たり前のように毎日料理してたから、大人になったら普通にみんなができるようになるものだと思ってたな。子どもの頃は。
けど違ってた。
あと、大人になったら普通にみんな結婚したり子ども産んだりするものだとも思ってた。これも違ってたけど。

弁当箱って、家帰ってから洗うのが面倒。仕事をひとつ増やしただけのような気分になる。
冷たいおかずを食べるのもなんか嫌だ。ハンバーグなんて温かい方が美味しいに決まってる。
明日の弁当はナシだな。多分、明後日も。